PROCESS
アイデアから最適解を探す
クリエイティブ。
仕事の始まりで大事しているのは、想い。
クライアントと同じ気持ちで、同じ方向を見て、アイデアを考えて、練る。
テンポよく進むこともあれば、足踏みすることもありますが、
意外にも最初に思いついたアイデアがクリエイティブを導いてくれたりもします。
種類の多い商品がある。
どうやって売ろう?
お土産としてはなかなか手に取りにくい
商品がありました。
売りあぐねていたクライアントとの打ち合わせの中で、
「種類が多いので、味くらべするセット商品に
してみてはいかがでしょう?」と提案。
ズバリ、その商品とは、北海道産の昆布。
昆布の種類の多さを長所ととらえ、アソートタイプにして
昆布の味くらべをそのままネーミングにして発売しました。

帰路につく外国からの
観光客をお店に誘引したい。
空港はとにかく広い。あれこれ迷っていると、
時間とチャンスを失います。
それは、旅行者にとっても、お店にとっても。
そのためお店側はファーストインプレッションで、
いかに人を呼びこめるかが悩みどころです。
「外国の皆さんが多い場所なので、シズルのあるイラストで
注目を集めましょう!」
売り上げ実績から勘案し、どの商品を描くかを絞り、
のれんなどに落とし込みました。
店頭に設置後、スマホで写真を撮る人が増え、
接客も増えたようです。

人が減ると、需要も減る。
生産者を勇気づけたい。
2020年とにかく世界中がコロナウイルスの蔓延により
不自由になりました。
人の行き来、対面のコミュニケーションが
できなくなり、八方塞がりに。
北海道は巨大な観光地、たとえ観光客を呼べなくても
現地の商品を売り、生産地を勇気づけたい。
航空会社と水産業がタッグを組み、
北海道へ旅行したい気持ちを創出し、
時間をかけて生産地を応援するプロモーションを実施。
今ではファンもできるほどの商品も生まれ、
本プロモーションの効果は絶大でした。
